小児科と小児歯科が併設。
人生100年時代!「その出発地点である乳幼児期にしっかり体と
環境を整えてほしい」と思ったのが今回の開院に至る出発点でした。
小児科医をはじめとした各プロフェッショナルが
お手伝いをします。そして、歯並びや口呼吸など口の中の環境が
悪影響を与えることもあります。
そのためには、歯科との連携も必要と感じております。
だからこそ、小児科と小児歯科のマリアージュを叶えました。
人生100年時代!「その出発地点である乳幼児期にしっかり体と
環境を整えてほしい」と思ったのが今回の開院に至る出発点でした。
小児科医をはじめとした各プロフェッショナルが
お手伝いをします。そして、歯並びや口呼吸など口の中の環境が
悪影響を与えることもあります。
そのためには、歯科との連携も必要と感じております。
だからこそ、小児科と小児歯科のマリアージュを叶えました。
総院長・小児科医市森 裕章
PROFILE市森クリニック院長、
医療法人路傍の森理事長、
太成学院大学教授。
元々の専門は小児の心疾患・心移植・
性差医療だが、現在は小児のスキンケアが
三度の飯と同じくらい大好き。
院長・歯科医岡崎 史枝
PROFILE北海道大学歯学部卒業。気さくな人柄で、
「周りの人を巻き込んで笑う」のが得意。
この度は、当院にご興味を持っていただき、
ありがとうございます。
私は皆さんに、かかりつけ医を持たれることをお勧めしております。
かかりつけ医とは、こどもの成長を、
保護者のかたとともに伴走しながら見守っていく役割です。
私も常々、こどもたちが大きくなった、できるようになったことを、
保護者の方々と一緒に喜んだりしています。
もちろんクリニックですから、
体調がすぐれないときはお早めにご相談ください。
しかし、それってクリニックの使い方としてもったいないと思いませんか。
我々は、健康を維持していくための予防にもしっかり力を入れています。
ですから、病めるときも健やかなるときも、なのです。
他のクリニックがかかりつけですという方もご心配なさらないでください。
あなたのかかりつけクリニックがお休みの場合でも、
その休み明けにしっかり引き継げるよう、我々は対応致します。総院長 市森裕章
■北千里こどもの森クリニックの特徴をお聞かせください。
市森先生:まず当院は吹田市では初となる「小児歯科と小児科があるクリニック」です。大阪府医療機関検索システムで検索したところ、吹田市が属する豊能地域全体でも小児歯科と小児科がある医療機関は数件しかなく、病院と休日診療所がほとんどです。
岡崎先生:お互いの専門分野を活かしながら、協力して1人の子どもの健康の手助けができることです。最近、歯科の先生方の中では医科歯科連携が大きく謳われるようになってきています。小児の場合はアレギーや喘息をはじめ、様々な疾患を抱えた患者様の歯科治療を行う中で、すぐそばに小児科の先生にいていただけることは大変心強いと感じています。
■小児科と小児歯科のマリアージュに至った経緯は?
市森先生:基礎疾患(いわゆる持病)を持った患者さんのため。大学病院と市森クリニックで仕事をしていて、小児科医と歯科医のコミュニケーションが不十分であることを実感しておりました。それなら、小児科医と歯科医が隣で仕事をできる、お互いの顔が見えて気軽に相談できる環境を作ればいいじゃないか、と思ったわけです。
もう一つは地域づくり・体制づくりです。これには関西学院大学経営大学院での学びが大きかったです。多くのことを学びましたが、国が医科と歯科の連携に積極的であること、その一方でスムーズに進んでいない現状にも気づかされました。だったら、自分たちで率先してモデルを作ってみようじゃないか、とも思い至りました。
市森先生:そもそも小児科医というのは、子どもの全体を・全身をみるオールラウンダーな、いわばジェネラリストと呼ばれています。一方、部位に限って専門的に見る「小児のスペシャリスト」というのは、地域のクリニックにおられることがまずありません。ですから、我々小児科医がそれらの領域もカバーしてしっかり見ておりますが、口の中・歯にはなかなか踏み込んでいませんでした。
岡崎先生:現在日本は初めて口腔内を歯科医師がチェックするのは1歳児半健診のときであることが一般的であるように思います。しかし口腔内の役割としては出生直後の哺乳からスタートしています。小児科が併設される当院には予防接種を含めた受診で生後2~3ヶ月からお子様に通院していただきます。そのお子様に、歯が生える前から虫歯や歯列不正の予防の観点から歯科が関わることができます。
■赤ちゃんの身体のケアを強調される理由をお聞かせください。
市森先生:人生100年時代。健康寿命を長く伸ばしたいと望まれている方がたくさん増えてきています。赤ちゃんやこどもの時代に、正しいケアを身に付けないで出発していいんでしょうか?人生のスタートダッシュをばっちり良くキメてもらいたいと思っています。
私自身、NICU勤務経験もそれなりにあり、今でも新生児の出生に立ち会ったり蘇生をしたりと、クリニックにいては経験ができないことを病院の小児科当直という形で継続しております。要するに、生まれた時から、生まれる前から、継続して見守っていくということを大事にして仕事をしております。
岡崎先生:虫歯予防に関しては食生活指導、フッ素塗布です。我々の目標は永久歯虫歯ゼロですが、そのために歯が生える前から定期健診で口腔内をチェックできる歯列不正に関しては口呼吸、低位舌、口腔周囲筋の間違った使い方が原因です。永久歯に生え変わるより以前の生活習慣等が歯並びにも影響を及ぼしています。虫歯も、歯並びも低年齢(赤ちゃんの時代)からアプローチすることが重要です。
■北千里こどもの森クリニックで取り
組む新しい治療などについてお聞かせください。
小児科:
●「赤ちゃんの頭のかたちの診療」乳幼児の健診をしていて、
お問い合わせが非常に増えてきているのを実感しております。
●症状が長引いたときに「15種類の病原体をスクリーニングできる
PCR機器」北千里こどもの森クリニックの開院に合わせるかのようなタイミングで発売されたので、日本導入1号機を購入しました。
●注射器を使わずにできる「41項目のアレルギーを検索できる
血液検査機器」。
■当院をご利用いただく皆様へのメッセージ。
市森先生:我々は、当院をかかりつけにして下さるこどもと家族の皆様に、自分たちのスキルをめいっぱい活用して診療にあたりたいと思っております。
小児科を受診するそして、歯の相談をする、歯科受診のついでに体調の相談をする、そんな一石二鳥な使い方をして下さい。医師・歯科医師・看護師・歯科衛生士・言語聴覚士・管理栄養士・保育士に加え、事務部門も含めスペシャリストだらけのクリニックにお越しください。
岡崎先生:地域の子どもたちの虫歯ゼロはもちろん、お子様の健やかな発達発育を歯科医師として精一杯お手伝いさせていただきたいと思っています。