自分の言葉でうまく伝えられないお子さんからのサイン、保護者の感じる「いつもと違う」を大切に。
小児科専門医
専門分野:循環器かず先生
これまで大学病院や母子センター等で勤務してきました。
大きい病院は地域のかかりつけ医から紹介されて最終的にたどり着くところ。病気が発症してから時間が経ってからたどり着くことが多いため、事前情報もあるし、検査や治療も十分にできる環境でした。
クリニック勤務ではこれが逆になり、診ているこどもたちは病気の始まりであることがほとんど。経過を見ていく中で紹介することが多い立場です。おおよそは自然な経過や対症療法で治癒していく軽症な症例がほとんどですが、中には見落としてはいけない重篤なサインもあります。まだ自分の言葉でうまく症状やしんどさを伝えることができないこどもたちにとって、我々の役割はそのサインを見落とさないことだと思って日々の診察にあたっています。
お子さんは数時間で症状が変わりやすく、またしんどさをうまく伝えられません。お子さんの様子が普段と違うと感じられたら、その不安を抱えたまま過ごされるのではく、何度でも受診していただき、不安を解消していただけたらと思います。
にこにこ明るくて、楽しいオーラがにじみ出ている先生です!診察室に入ってきたお子さんに明るく挨拶され、そのオーラに巻き込まれて警戒心を解くお子さんが続出。
こわごわ診察室に入ってきたお子さんが、出ていくときには先生と「タッチ」をする姿を、お母さんもスタッフもほほえましく見ています。
先生自身も子育て真っ最中でいらっしゃるため、お子さんの興味を引く声のかけ方が秀逸!先生の診察でお子さんが「病院は怖い」と思うことは少ないのでは?それって子どもを病院に連れていく親御さんにとってはとても重要なことだと思います。育児の悩みや困りごともよくわかってくださるため、お薬の形状や飲むタイミングなど細かいことにも気を配ってくださいますよ。